「医師に無理と言われた私でも…」ペースメーカー装着で295万円の障害年金を受給できた50代女性のケース

心疾患による障害年金受給事例 

ペースメーカーを装着しているけれど「元気に働けているから対象外かも」と思っていませんか?大手小売店で働く50代女性が障害年金3級を受給できた理由と申請のコツ。将来の医療費の不安解消へとつながった体験談をご紹介。

相談者50代女性(大手小売企業の店舗マネージャー)
傷病名高度房室ブロック(心臓ペースメーカー装着)
決定した年金種類と等級障害厚生年金3級
年額約280万円
目次

発症から手術までの経緯

「最初は単なる疲れだと思っていました」

百貨店の店舗マネージャーとして働いていたAさん(50代女性)は、10年ほど前から息切れや疲労感を感じ始めましたが、年齢や仕事の忙しさのせいだと考えていました。

「立ち仕事が多く、休憩中でも座る時間が限られていました。息苦しさを感じても、店舗の繁忙期で、なかなか病院に行く時間が取れなかったんです」

しかし、階段の昇り降りで極度の息切れを感じるようになり、近所の診療所を受診。そこで循環器専門病院への紹介を受けました。

診断から手術、そして障害年金との出会い

精密検査の結果、高度房室ブロックと診断され、ペースメーカーの装着が必要と告げられました。

「手術は怖かったですが、店舗の棚卸しが終わってから受けることができました。術後は体調も良くなり、仕事にも復帰できました」

ところが、手術から7年近く経った頃、友人との何気ない会話で状況が変わります。

「同じマンションに住む方が『ペースメーカーって障害年金の対象になるのよ』と教えてくれたんです。でも主治医に確認したら『あなたは元気だから無理です』と言われてしまって…」

専門家への相談で道が開けた

諦めかけていた時、インターネットで当事務所の無料相談を見つけました。

「最初は半信半疑でした。でも、社労士さんが『ペースメーカーの場合、装着しているという事実が重要で、日常生活に制限がなくても受給できる可能性がある』と説明してくれて。主治医への説明資料も作ってもらえました」

具体的な支援内容

  • 医師向け資料の作成
  • ペースメーカー装着者の障害認定基準の解説
  • 診断書作成のポイント説明
  • 日常生活状況の記載方法
  • 申請書類の準備
  • 手術時からの診療記録の収集
  • 職場での具体的な配慮事項の記載
  • 生活状況申立書の作成支援

喜びの認定通知

「申請から3ヶ月後、認定通知が届いた時は涙が出ました」

遡及して5年分の一時金約280万円と、月額約50000円の年金受給が認められました。

「これで将来の医療費の心配が少し減りました。一時金は老後の為に貯蓄に回そうと思います」

社労士の意見・感想

当初は医師から無理と言われ諦めていたご相談者様でしたが、当事務所の無料相談をご利用いただけた御縁で受給することができました。

特に以下の方は、ぜひ一度ご相談ください:

  • ペースメーカーを装着している
  • 医師に障害年金は無理と言われた
  • 手術から時間が経過している
  • 元気に仕事ができているから対象外だと思っている

まずは無料相談から。あなたの状況に合わせて、受給の可能性を丁寧に検討させていただきます。

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